古希前のブログ 夢の夢の輔俳句集 日暮と自給j半足

2021年1月5日火曜日

冬 12月に詠んでいる俳句・夢の夢の輔吾亦紅の句会から

 令和2年の日も後2日を残すところと成りました。新型コロナウイルスにより世界情勢は瀕死の中にいます。命懸けの、経済活動を余儀なく生活のリズムにして感染しない事を祈るのみです。夢さんも、高齢者の仲間いりをしていますがアレルギー性鼻炎・チョット血糖が以前高かった事もあり感染症でお迎えが来ないとなきにしもあらずです。人混みは避けて生活しています。

12月の季題は、雪吊・火の番・子・山眠る・おでん などなどで詠んでいます。

雪吊 雪吊りの後先見上げて茶を啜る

雪吊りや天辺見上げ茶を啜る 先生の添削句頂きました。

背景は、京都金閣寺庭園・金沢兼六園をイメージしています。庭師が植木に藁縄で枝々を釣り上げ雪の重さに耐えられるように作業しています。休憩中仕事の後茶を啜りながら見上げている様を詠んでいます。

火の番(火の用心) 子の刻や遠吠えかすか火の用心

ねのこくは、現在の時間に直すと、午前0時を中心とする2時間、すなわち前日の午後11時から当日の午前1時から3時までを指し、丑(うし)の刻は午前1時から午前3時まで、というように、2時間刻みで順番に12支を当てはめていたのです。とYahoo検索で記載されています。背景は、昔の時代のイメージです。午後4時を過ぎますと辺りは薄暮とかして更に街灯はなく現在の様にネオンの灯りとか家々の明かりも届かぬ所に犬の遠吠えが聞こえてきます。その様な様子を詠んでいます。時代劇で見る背景でしょう!!

山眠る 熱めの湯体沈めて山眠る

山眠る身体沈めて熱めの湯  先生の添削句頂きました。語順を変えていますね!!

今日の日が終わり仕事の疲れを熱めの湯が癒してくれます。

おでん 一日を背中で語るおでんかな

一日を背中で語るおでん酒 先生の添削句頂きました。 おでん酒!!

背景は、仕事を終えて帰路の途中香りに誘われておでん屋台・居酒屋・赤提灯の明かりに吸い込まれるように椅子に座り込みます。おやじさんがコップ酒を一升瓶でなみなみと注いでいます。おやじさんを見る目に語りかけ溢れんばかりに注ぎを催促していますね!!それぞれの人生を背中が語っている様を詠んでいます。酒(ささ)が癒してくれます。

おでん お帰りと匂い迎えるおでんかな

もう一つおでんで詠んでいます。仕事を終えて赤提灯にも目もクレズ寄り道もせず帰宅します。玄関先で今日の夕餉の匂いがしています。晩酌は、おでんで一杯いや二杯やるか!!

山茶花 山茶花の一輪を挿し茶をたてり

撮りたてのサザンカですが一輪挿しではなく街路樹の花を撮っています。

背景は、侘び寂びの茶室で絞り丸太の床柱、床の間の中央に掛け軸とそっと控えめに一輪の紅の山茶花が挿してあります。この空間は、人間界の上下関係などを無にして一服の茶を啜るように頂きます。山茶花を控えめに差しながらも茶室空間を更に癒している様を詠んでいます。






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