俳聖芭蕉俳句は誰もが知っています。書店で手にしたサライ「おくのほそ道」を旅する偉大な紀行文に「こころをくるはせ」と目に飛び込んできた。「おくのほそ道」全文・全現代語訳また、全文朗読のCDが特別2大付録を購入しました。2008年5月1日の出版である。松平定知氏の語りにハマり込んだ。CD朗読は携帯のミュージックファイルとして保存している。今でもこの本は大事にしている。
おくのほそ道・漂泊の思い
「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人也。舟の上に生涯を浮かべ、馬の口とらへて老いをむかふるものは、日々旅にして旅を栖とす。古人も多く旅に死せるあり。予もいずれの年よりか、片雲の風にさそわれて、漂泊のおもひやまず、、、、、、」この舟の上に生涯を浮かべ馬の口とらへて老いをむかふるものは旅を栖としてたびに死すとなんとも言われない漂泊さが良いですね。
そんな思いを胸に生きるを旅しています。
夢の夢の輔俳聖芭蕉翁を詠む
芭蕉忌や靴底小石刻む音
友人と熊野古道を旅する。中辺路・大嶺街道・と熊野三山を彷徨う。また、旧東海道五十三次を旅するもウオーキングシューズが頼りとなる。この時、リーボックエアーのウオーキングシューズがお供である。丁度名古屋市にたどり着いた辺りで靴の底が減り穴がアク!始めはスウカースウカーして空気の音がしていたがついに小石がクツソコに混入した。アルクたびに小石が動きリズムを刻んでいる様を詠みました。
言の葉の描く旅路や桃青忌
桃青は芭蕉の別号です。芭蕉翁が行くところに俳句が遺ります。旅路で出会う言の葉の背景を写している様を詠んでいます。
三河路や紫麦を詠みし芭蕉
前の記事で「ここも三河むらさき麦の杜若」と旧東海道三十七番目の藤川宿で石碑に有ります。藤川宿で紫麦の栽培している田んぼを見学している。そこで詠んでいます。詠むとしましたが⇛詠みしと過去形にしたほうが良いと添削頂きました。
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